傷寒論 太陽病下篇 第三十五條

下後不可更行桂枝湯若汗出而喘無大熱者可與麻黃杏子甘艸石膏湯。

下後更に桂枝湯を行ふべからず、若し汗出でて喘し大熱無き者は、麻黃杏子甘艸石膏湯を與ふべし。

下した後でこういう場合には、その上に桂枝湯を服用してはいけない。こういう場合というのは、汗が出てゼイゼイ云って、體表に熱がない者。したがって下したために熱が裏に入って、表にも病は殘っているけれども、表證は出ていないもので、裏に熱が入ったものには、麻黄杏仁甘艸石膏湯を與えるべきである。