傷寒論 陽明病 第四十四條
二陽倂病太陽證罷但發潮熱手足漐漐汗出大便難而讝語者下之則愈宜大承氣湯。
二陽の倂病、太陽の證罷みて、但だ潮熱を發し、手足漐漐と汗出で、大便難くして讝語する者は之を下せば則ち愈ゆ、大承氣湯に宜し。
二陽の倂病であったのが太陽の病證が自然にやんで、ただ潮熱が出て來て、手足からじとじとと汗が出て大便が出にくくなり、うわごとをいうものは、太陽の熱が胃にあつまって胃實になったのであるから下して裏の熱をとってやれば、それで愈ゆるのである。それには大承氣湯がよろしいのである。
