傷寒論 陽明病 第六十九條

趺陽脈浮而濇浮則胃氣強澀則小便數浮澀相搏大便則難其脾爲約麻仁丸主之。

趺陽脈浮にして濇、浮なれば則ち胃氣強く澀なれば則ち小便數し浮澀相搏てば大便則ち難く其の脾約を爲す。麻仁丸之を主る。

足の陽明胃經の胃の氣をうかがう趺陽の脈が浮いていて澀っている場合に、浮いている理由は胃の氣が強いからであり、澀は小便の回數が多いからである。胃氣の強いのと小便の數とが身體に影響を及ぼすと、大便が出にくくなるのである。それは脾藏の働きがおさえつけられてしまっているのである。麻子仁丸が主治するのである。