穴あきやすりきれを蘇らせるかわいい針仕事「ダーニング」

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今回ご紹介するのは、ヨーロッパで伝統的に行われている、衣類の穴あきやすりきれた箇所を修繕する針仕事「ダーニング」です。洋服などの穴のあいた箇所をきのこ型の土台に固定し、縦糸の間に横糸を通しながら縫うことによって、織物を接着したような質感で穴を埋めることができます。もちろん生地と似た色の糸を使えば、元の生地となじませることができますが、あえて違う色味の糸でカラフルに仕上げて“見せる補修”をするのがダーニングの楽しみでもあります。
「ダーニングマッシュルームセット」5,280円(税込)。ダーニングマッシュルーム(かさ・ハンドル・台座 各1個)、手芸針[ケース入](中細毛糸用・合細毛糸用・極細毛糸用の3種類 各1本)、糸切はさみ、リングゴム(1個)、ダーニング糸 (3色巻・4種類 各1個)、説明書が収納ボックスに入っていて、このセットがあればすぐにダーニングを始められます。左手前の糸5種は別売りの「ダーニング糸」各330円(税込)。写真のもの以外にもほとんどの色味が揃っています




我が家にも、気に入っているけれど穴のあいてしまったトップスや靴下などがいくつもあります。手芸全般にやや苦手意識のある筆者ですが、作品例のかわいさにつられて手をつけてみると、あれ…意外と簡単? 靴下の穴1箇所につき20分ほどで補修完了。縫い目に少々バラつきがあっても、逆に生地とのなじみが良くなったり、ランダム感によって独特のかわいらしさが出たりするので、これなら私でも気負うことなく手芸に親しめそうだと希望が持てました。

これまでは、穴あきを直して使うのはなんだか恥ずかしいような気がしていましたが、ダーニングという手法を知って、その思い込みが覆った気がします。皆さんも、穴があいてしまったお気に入りの洋服を蘇らせてみてはいかがでしょうか。
縦糸は生地とは違う色、横糸は生地に使われている色でダーニング。浮きすぎない補修ができました