便は、からだからの便りです。

前回のブログは、腸内環境が整うことで、冷えが改善されて体調が良くなるという話題でした。

では、ご自分の腸内環境の状態を知るにはどうすればいいでしょうか。
もっとも簡単な方法は、便を観察することです。

腸内の善玉菌がしっかり働いていると、色は黄~黄褐色で、においがあっても臭くなく、形状はやわらかいバナナ状です。
逆に、黒っぽくて悪臭がある便のときは、腸内細菌のバランスが悪くなっています。

腸内の善玉菌を増やすには、
①善玉菌を直接摂取する
 ヨーグルト・乳酸菌飲料・納豆・漬物など、ビフィズス菌や乳酸菌が含まれている食品を食べましょう。
②食物繊維を摂取する
 不溶性食物繊維(豆類・野菜類)をたっぷりとると、大便の量をしっかり増やせます。水溶性食物繊維(海藻類・キノコ類)は、水分を程よく含んだ便を作ってくれます。

便は、からだからの便りです。
おなかの中の同居人である腸内細菌と仲良くして、健康なからだをつくりましょう。