お年寄りの風邪

風邪は万病の元、と言われています。
誰でも風邪をひくことがありますが、なかでもお年寄りは抵抗力が弱っているため、治るまでに時間がかかり、肺炎などの二次感染を起こしやすいことが特徴です。糖尿病、喘息などの呼吸器疾患、心臓疾患などの持病を持っている人は重症化しやすいため特に注意しましょう。

また、お年寄りが風邪をひいた時、、熱・咳・鼻水などの症状が出にくく、漫然とした症状しか出ないことがあります。そのため、気が付かないうちに症状が進行して重症化していることもあります。
食欲不振や元気がない、機嫌が良くないなど、いつもと様子が違うと感じたら、無理せず、安静にしてゆっくり休みましょう。食欲がない時は、無理して食べる必要はありません。好きなもの、食べられる物を良く噛んで少しづつ食べるのが良いでしょう。ただ、水分補給は十分にして下さい。冷たいものより常温や温かいものをこまめに摂るようにしましょう。

今年もあと少し、十分な睡眠と休養、栄養バランスの良い食事をこころがけ、元気に新年を迎えましょう。