からだを温めることのすすめ
処方箋、市販薬ともに、鼻炎の方が多い季節です。お薬をお渡しするとき、冷たいジュースやアイス、果物は控えるよう、必ずお伝えしています。冷たいものの飲食によって体が冷えると、はなみずやくしゃみなどの症状がひどくなってしまうからです。
鼻炎だけではありません。一日中だるい、よく眠れない、胃腸の調子が良くない、など自律神経の乱れからくる体調不良にも、からだを温めることをおすすめしています。
自律神経は、身体の状態を一定に保つ仕組みです。外界の環境が変化しても、体内の温度や血液の質を一定に保つために24時間休むことなく働いています。気温や湿度、生活環境の変化が激しい春、不調の方が多いのは、この自律神経が乱れてしまうことが原因の一つです。
自律神経を整えるのに重要なのが、「太陽神経そう」です。胃の裏側にあるこの部位には、自律神経がたくさん集まっています。ここを温めると血流が良くなってリラックスしやすくなります。温かい物を飲んだり食べたりすることで、胃が温まり、さらに胃の裏側にある自律神経の司令塔が整う。おなかを温めるとホッとする、これには理由があるんです。
何となく調子が良くないという方は、毎日の飲物をホットドリンクにしてみて下さい。ゆっくり味と香りを楽しむことで、心もからだもリラックスしますよ。
