はあとだより

〜老化の兆しに「鹿茸」〜

〈見えない老化〉
世間の風が身に染みるのは、生活環境のせいとばかりはいえません。
「腎の力」が低下し、単に老化が少し進んだだけなのかもしれません。
トイレが近い、我慢できない、物忘れがひどい、老眼で見づらい、
耳の聞こえが悪いなどの症状があれば、身体も冷えやすく、気持ちは不安定になりやすく、
不安に恐怖を覚えるようになります。

冬の北風に耐える保湿力も、世間の風に負けない冷静さも、生きる活力の源である「腎の力」に左右されます。
白髪やしわなど「見える老化」よりも、日々の生活に関わる「見えない老化」のほうが、より深刻です。
誰しも老化は避けられません。しかし「それなりに」老化のペースを
ゆっくりにすることは、可能であると思います。
老化の足音が耳ざわりになってきたら、とりあえず鹿茸です。
老化を左右する「腎精」という、腎に内蔵されている生命維持装置のメンテナンスが得意です。
人生100年といわれるなら「腎精」も100年です。
自分の「腎精」、大切にしたいものです。