はあとだより*4月*

ぐるぐる回るめまいに「鹿茸」

〈梅雨時の「どんより」〉
ぐるぐる目が回るので、病院へ行って診てもらったら、メニエール病と診断された、という話はよく耳にします。
病院では内耳が水ぶくれ状態にあるとの説明のようですが、このようなめまいは梅雨時に起こりやすいものです。

梅雨前線など低気圧の接近にともなって、空がどんよりしてくると、身体もどんよりしてきます。
そのような時はめまいだけではなく、膝痛、頭痛、肩こり、耳鳴り、耳の閉塞感、軽い難聴、悪心、全身倦怠など、
身体中が停滞しているような感覚に陥り、気分も沈みがちになります。
長引いている五月病も、実は天気のせいで悪化しているのかもしれません。

いずれにせよ梅雨時の「どんより」に負けない身体作りには、補陽薬の鹿茸です。
補陽薬は「どんより」の原因となる「陽気」というエネルギーの不足を、総合的に補う生薬です。
補陽の陽は「陽気に歌おう」の陽気です。身体を動かすエネルギーも同じ「陽気」です。
元気には莫大な量の陽気が必要なのです。