はあとだより☆1月☆

単なる疲れにも「牛黄」
〈養生チャンス〉病名がつかない体調不良に悩むことがあります。風邪でもなく、インフルエンザでもありません。そのため却って「単なる疲れ」と表現したところで、何となくサボっているように思われそうで、罪悪感に近い気まずさを覚えます。
おそらく、そのような気持ちになってしまうことにこそ、さまざまな問題があるのだと思います。実際に休めない状況もあります。休もうと思えば休めても、休むための変更を考えるだけで、うんざりして無理して動いてしまうこともあります。
せっかくの「大難を小難にする」養生チャンスです。長い目でみれば疲れはためず、たまった疲れは早めに解消しておくほうが「お得」です。しかし、その「お得」は何もせず、疲れた身体で無理するだけでは手に入りません。
そこで牛黄の出番です。疲労感は、疲れで身体の代謝力が低下していることと関係しています。たとえるなら疲れはゴミ屋敷のゴミです。牛黄の開竅作用は、ゴミ処理を手伝ってくれます。実際のゴミ出しが面倒に感じたら、それは牛黄出動のサインです。