☆はあとだより5月☆

熱中症予防にも「蟾酥」
<エンドレス・サマー>
昭和時代「夏は短い」と言われていたような気がします。夏を楽しみ、夏の終わりを惜しむ、晩夏の風情がありました。それが今や「終わらぬ夏」にうんざりしています。情緒も初秋もありません。ただひたすら暑さに耐える日々を半年近く送るだけです。
5月の立夏あたりから夏日が現れ、梅雨感もなく、6月の夏至には夏本番。立秋を過ぎて猛暑日連発で、ようやく色褪せた半袖をしまう頃には立冬を迎えました。新しいTシャツも、ひと夏着れば見る影もありません。ということは、おそらくTシャツの中身もおなじようなものでしょう。何といっても昭和生まれの年代物の身体です。たとえ平成生まれの方でも、猛暑対応ではないと思います。連日の暑さに、ギリギリのところで頑張っていることを忘れてはなりません。
暑さで一番ダメージがくるのは、五行で火の性質をを持つ「心」です。「火に暑さを注ぐ」日々が続きます。暑さで倦怠感、胸苦しさが感じられたら、蟾酥の出番です。