☆はあとだより6月☆
暑さが抜けない時にも「牛黄」
<水分不足>のどが乾いているのに、どうして足はむくんでいるのでしょうか。果たして水分は不足しているのか、それとも実は余っているのか。夏になると毎年、自分の足をじっと見て考え込んでしまいます。この謎を解く鍵は、使える水分なのか、使えない水分なのか、その水分の質違いにあるように思われます。のどが渇いて要求している水分は、これから身体が使う水分です。逆に足にたまっている水分は、使った後の水分、つまり、うまく排泄されず、体に残っている水分といえます。飲料水か排水かの違いです。夏は汗をかいて身体に熱がこもりやすいため、エネルギーが余計に消費されてしまいます。ところが、暑さで身体が疲れてくると、水分補給に使えるエネルギーを十分に割り当てることができなくなります。
足がむくんでいるような時は、暑さで身体から排水が抜けなくなっているのです。水分補給を補うだけでは解決できない、まとわりつくような熱感を感じるようになったら牛黄です。