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  • 2023.06.16 傷寒論 太陽病上篇 第三十條

    傷寒脈浮自汗出小便數心煩微惡寒腳攣急反與桂枝湯欲攻其表此誤也得之便厥咽中乾煩燥吐逆者作甘艸乾薑湯與之以復其陽若厥愈足溫者更作芍藥甘艸湯與之其腳即伸若胃氣不和讝語者少與調胃承氣湯若重發汗復加燒鍼者四逆湯主之。 傷寒脈浮自汗出で小便數く心煩微惡寒腳攣急するに反って桂枝湯を與へて其の表を攻めんと欲す...

  • 2023.06.15 傷寒論 太陽病上篇 第二十九條

    服桂枝湯或下之仍頭項強痛翕翕發熱無汗心下滿微痛小便不利者桂枝湯去桂加茯苓白朮湯主之。 桂枝湯を服し或は之を下し仍ほ頭項強痛し翕翕として發熱し汗無く心下滿して微痛し小便不利するものは桂枝湯より桂を去り茯苓白朮を加へたる湯が之をつかさどる。 桂枝湯を服用させたり、或は下したりしても、あいかわ...

  • 2023.06.14 傷寒論 太陽病上篇 第二十八條

    太陽病發熱惡寒熱多寒少脈微弱者此無陽也不可更汗宜桂枝二越婢一湯方。 太陽病發熱惡寒し熱多く寒少きも脈微弱の者は之れ陽無きなり、更に汗すべからず、桂枝二越婢一湯の方に宜し。 太陽病で熱が出て惡寒がする。その狀態があつがって惡寒の症狀が少ない。脈を診るとかすかで弱いものは、表の陽氣が少ないの...

  • 2023.06.13 傷寒論 太陽病上篇 第二十七條

    服桂枝湯大汗出後大煩渴不解脈洪大者白虎加人參湯主之。 桂枝湯を服し大いに汗出でたる後、大煩渴解せず脈洪大なる者は白虎加人參湯之を主どる。 桂枝湯を服用して大いに汗が出た後に大煩渇が解せないで脈が洪大の者は白虎加人參湯が主る。

  • 2023.06.12 傷寒論 太陽病上篇 第二十六條

    服桂枝湯大汗出脈洪大者與桂枝湯如前法若形如瘧日再發者汗出必解宜桂枝二麻黄一湯。 桂枝湯を服し大いに汗出で脈洪大の者は桂枝湯を與ふること前法の如くす、若し形ち瘧の如く日に再發する者は汗出づれば必ず解す、桂枝二麻黄一湯に宜し。 桂枝湯を服用して大変汗が出ても解せず、脈が洪大になるものは、桂枝...