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  • 2025.06.13 傷寒論 太陽病中篇 第八十四條

    傷寒發熱嗇嗇惡寒大渴欲飮水其腹必滿自汗出小便利其病欲解此肝乘肺也名曰橫刺期門。 傷寒、發熱、嗇嗇と惡寒、大いに渴し、水を飮まんと欲し、其の腹必ず滿し、自汗出で、小便利し、其の病ひ、解せんと欲するは、此れ、肝肺に乘ずるなり、名づけて、橫と曰ふ、期門を刺す。 傷寒で發熱して、ぞくぞくと惡寒が...

  • 2025.06.12 傷寒論 太陽病中篇 第八十三條

    傷寒腹滿讝語寸口脈浮而緊此肝乘脾也名曰縱刺期門。 傷寒、腹滿、讝語し、寸口の脈浮にして緊なるは、此れ肝脾に乘ずるなり、名づけて縱と曰ふ、期門を刺す。 傷寒で腹が張ってうわごとをいい、寸口の脈が浮いて緊なのは、肝が脾に乘じたものである。これを縱というのである。その治療は期門を刺して、肝の實...

  • 2025.06.11 傷寒論 太陽病中篇 第八十二條

    傷寒八九日下之胸滿煩驚小便不利讝語一身盡重不可轉側者柴胡加龍骨牡蠣湯主之。 傷寒八九日、之れを下し、胸滿煩驚、小便不利、讝語、一身盡く重く、轉側すべからざる者は、柴胡加龍骨牡蠣湯、之れを主どる。 傷寒にかかって八九日ほどたって、下劑をかけたところが胸が張って苦しがり、やたらにもだえ驚くよ...

  • 2025.06.10 傷寒論 太陽病中篇 第八十一條

    太陽病深不解熱結膀胱其人如狂血自下下者愈其外不解者尚未可攻當先解外外解已但少腹急結者乃可攻之宜桃核承氣湯方。 太陽病、解せず、熱、膀胱に結して、其の人狂の如く、血おのづから下る、下る者は愈ゆ、其の外解せざる者は、尚未だ攻むべからず、當に先づ外を解すべし、外解し已り、但少腹急結する者は、乃ち之れ...

  • 2025.06.09 傷寒論 太陽病中篇 第八十條

    傷寒十三日不解過經讝語者以有熱也當以湯下之若小便利者大便當鞕而反下利脈調和者知醫以丸藥下之非其治也若自下利者脈當微厥今反和者此爲内實也調胃承氣湯主之。 傷寒十三日解せず、過經、讝語する者は、熱有るを以てなり、當に湯を以て、之れを下すべし、若し小便利する者は、大便當に鞕かるべし、而るに反って下利...